支えられて成長し、やがて支える存在へ

INTERVIEW

T.N.

料金センター　2017年入社

出身学部：短期大学部生活創造学科

インタビュー
キャリアパス
1日のしごとの流れ

数字を一つひとつ確実に処理。お客さまの大切なお金を扱う仕事

私は料金センターの料金総括グループに所属し、入金された電気・ガス料金の入金額を確定し、適切な科目へ振り替える収入金の振替業務を担当しています。金融機関やクレジットカード会社、コンビニエンスストアとの対応を行うのが主な仕事です。
同じ月の電気料金を二重で入金された「重複入金」の充当処理などは、1日の処理件数が多いときには20件以上あり、1件ごとに2分ほどかけて処理します。
地道な作業ですが、数字を一つひとつ確実に処理していくことは自分に向いていると感じています。

お客さまからいただいた大切なお金を確実にシステムに反映させる作業をしていると、会社に貢献できているという実感がわきますね。
もともと、性格的にコツコツ作業をしていく事務系のお仕事が合っていると思っていたので、この仕事が好きですし、自分の能力を活かせているのでやりがいも感じられています。

室蘭から札幌へ。異動の経験で新たな視点を得られた

2017年に入社し、最初は室蘭の料金課で4年間勤務しました。その後、事務系の社員が札幌に集約されるタイミングで私も現在の札幌のビルへ異動になりました。
全道各地の営業所のやり方が持ち寄られ、同じ業務でも場所によって仕事のやり方が少しずつ違っていることに気づきました。

それぞれのやり方に学びを得ながら、課のメンバーと意見を出し合いExcelフォーマットの統一など効率的な仕組みを作ることにも挑戦しました。人事異動を通して、業務知識の幅も広がりましたし、「今よりさらに良い方法があるかもしれない」と常に考える視点を持てるようになったと実感しています。

苦手だった電話対応を、上司や先輩に支えられながら克服

入社当初は電話でお客さまと直接やり取りすることに苦手意識がありました。
電話の向こうでお怒りのお客さまの声を聞くと、どう返せばよいか戸惑うことも多かったのです。
そんなとき、上司から「何かあったら私が責任を取るから、自分のやりたいようにやってみていい」と言ってもらえたことで、失敗を恐れず自分の判断で電話対応ができるようになりました。
さらに、ベテランの先輩から「お客さまのおっしゃることは否定せず、まず全部話を聞くと安心される」と教えてもらい、どんな内容のお電話にも落ち着いて対応できるようになりました。困ったときに手を差し伸べてくれる上司や先輩のおかげで、ここまで成長してこられたと感じます。

失敗も学びに変えてくれる職場の雰囲気に安心感

過去には、イレギュラーな入金処理を行う際にミスをしてしまったことがあります。翌日の確認作業で判明したときは血の気が引く思いでしたが、補正処理の仕方を先輩が丁寧に教えてくれました。同じ失敗を繰り返さないために一緒に話し合い、アドバイスをいただけた経験は大きな財産です。

この職場には「困ったときは皆で解決しよう」という雰囲気が根づいていて、未経験のことや苦手なことにも臆せず挑戦させていただける環境です。ミスが起こらない仕組みづくりや、ミスがあってもリカバリできる体制が整っているので、安心して業務に取り組むことができています。

オフの時間を有効活用。仕事以外の活動が自分を成長させる

仕事は定時で帰れるので、オフの時間も有効に使えるのがうれしいです。
私は料理教室に通っているのですが、調理の段取りを考えながらグループで調理を進めていく経験は、仕事での役割分担の考え方やコミュニケーション力の向上に役立っていると感じています。

長く続けられる新しい趣味をと考えて、最近はゴルフも始めました。週末は打ちっぱなしで汗を流すのが楽しみです。
有給休暇も取りやすく、先日は母の60歳の誕生日に休みを合わせて温泉旅行に行きました。仕事だけでなく、趣味や家族との時間を大切にできるゆとりを持ちつつ働ける職場に感謝しています。

尊敬できる先輩に学びながら、後輩に手を差し伸べることができる存在になりたい

今はまだ後輩の指導員経験がないのですが、いつか入ってきたときには、自分が先輩たちに助けてもらったように支えてあげたいと思っています。

私と同じ大学の出身で、現在お世話になっている先輩がいらっしゃるのですが、視野が広く周囲の人間関係にも気を配り、業務の改善点を積極的に提案したり、周りを巻き込む力のある方です。とても尊敬しています。
私もそんな先輩のように、後輩が頼れる存在になれるよう知識を深めて経験を積み、広い視野を持って働いていきたいです。